2011年4月号 AXIS Inc.
匠のかたち ランドセル ランドセルは日本で生まれた鞄である。その原型は、幕末の頃、西洋から軍隊制度とともに伝えられた布製の「背嚢」であった。小学生の鞄として全国に普及したのは、昭和30年代以降。近年は、人工皮革を用いた軽いランドセルが市場の主流となっているが、昔ながらの手縫いに支えられた革製ランドセルは、丈夫で型くずれしない。その秘訣は、質の良い素材と丁寧な工程にあった。